新築祝いの挨拶には、家を建ててくれた大工さんや親しい人を前に本人からの謝辞の言葉と新居に招かれた際に御礼のあいさつをする場合とがあります。 本人があいさつをする際にはあまり上手くやろうとしないことがポイントです。 打ち合わせを行った建設会社の担当の方や家を建てて下さった大工さんなどに対するお礼の気持ちや、新居を建てようと思ったきっかけ(思い入れ)を具体的な例を交えて伝え、無事故であったこと・納期通りに家が建ったこと(納期より遅れた場合は待った甲斐があったなどに言い換える。)などのお礼の言葉を話し、実際に建った家を見た時の嬉しい気持ちを率直に語るとよいと思います。
招待客として招かれた場合の御礼の挨拶は失礼にならないように、また忌み言葉を使わないように注意しながらお礼の言葉を述べます。
忌み言葉とは 家屋の倒壊を連想させる言葉(倒れる・つぶれる・壊れる・崩れるなど) 火(火事)を連想させる言葉(燃える・焼ける・煙など) 失うことを連想させる言葉(流れる・失う・落ちるなど)
忌み言葉を使わずに上手な言い回しを工夫して挨拶をしましょう。招待客として招かれているといことは一般の方の新築祝いではなく、取引先の落成記念など仕事上でのことが多いでしょうからよくよく気を付けておきましょう。